コラム こう見えても考えTERU!

【第15回】 意識の高い集団を目指して(2010.5.17)

毎日、潜っている葉山の海は僕にとって色々な思い出のある海である。

お店の名前にもあるように祖母のナナが僕に海を教えてくれた場所であり幼少期を過ごした町である。

また、高校・大学と入っていたヨット部も葉山に合宿所があり、年間250日は合宿所で過ごし、ろくに学校にも行かず練習に明け暮れた。

今は権太郎岩という葉山のポイントにエントリーしていく時に視線の先に後輩たちが乗っているヨットが目に入ってくる。

毎日、どこの学校よりも早くから海に出て練習し、どこの学校よりも遅くまで頑張っている後輩達を見ていると昔の自分を思い出して懐かしい気持ちになったり、後輩も頑張っているんだから頑張ろう!と勇気づけられたりもする。
たまに合宿所に差し入れに行くと、昔と変わらない匂いや礼儀正しい学生たちの対応に気分が良くなる。

そんな後輩達が30年ぶりに関東で完全優勝を果たした!

いつも関東の代表権は取れたものの優勝には手の届かなかった僕たちにとって、それはそれは凄いことである!

話を聞いたところ、僕たちの頃とは比べ物にならないくらい練習の効率性や勝つことへの意識が高い。朝、起きたら学校の歌を海にむかって歌い、先輩たちのおもちゃのように扱われて過ごしていた僕たちとは違い、先輩も後輩も関係なく朝は少しでも多く寝る!
先輩も後輩の隔たりはなるべく無くし、勝つためには先輩も下仕事をするなど、勝つことに直結することは何でもするようである。
少し伝統も変わっていて淋しい気もするのだが、勝つために頑張っているんだから優勝という栄冠を手にした時点ですべては正しかったのではないかと思う。
大学4年の主将に会ったら学生とは思えない、あまりの統率力にビックリするほどであった。

僕もスタッフみんなの意見、みんなの不満、意見にもっと敏感になって最強の集団を作っていかなければならない!同時に良い選手(ガイド)でいられるように努力していかなければいけない。今日も水面休息中に遠くに見えた後輩のヨットを見ながら、心が熱くなった。

  • ダイビングトリビア
  • 佐藤輝趣味の時間
  • 今日の海日誌
  • DIVINGショップNANA公式Twitter
  • DIVINGショップNANA公式Facebookページ