【第21回】 研修生のみんな(2011.6.17)

今年ももうすぐ夏がやってきますね。
梅雨が空けたころから10月終わりくらいまではナナも1年で一番忙しい時期を迎えます。とくに週末は忙しく3日前位からタンクの手配やその日の流れ、レンタルが足りているかなどのチェックが始まります。
そして実際、当日を迎えるとだいたい何か1つ2つは予定通りにいかず・・・
少しバタバタしたりしてしまうこともあります。
そんな週末に去年も助けてくれたのは、研修生のみんなでした。
月曜から金曜までは普通に仕事をして土日に来てくれるのです。
時には車を運転してくれたり、小さいお子さんに磯遊びを教えてくれたり、
アシスタントであったり・・。
お客様のダイビングが終わればお店を掃除してくれて、
その間にスタッフは仕事をすすめることができ、本当に助かりました。
自分に置き換えて考えると、僕にとってのダイビング修業はサイパンでしたが、
僕の場合は仕事を辞めてダイビングの道で生きていくと決めてからの
丁稚奉公だったのですが、スタッフの人たちが
少しずつスタッフ扱いをしてくれることが本当に嬉しく、
はじめてトラックの後ろにタンクを載せている時の興奮とか、
はじめてのブリーフィングとか今でも忘れることができません。
ナナにも今まで何人かの研修生が来てくれたのですが
中には2〜3回で来なくなってしまう人もいたり、
来る日のはずに来なくて音信不通になってしまった子がいたり
大学に通いながら研修生をして無事に就職した子がいたりします。
スタッフでは無いけれどナナにとってはかけがえの無い存在です。
去年から来てくれている、はるさんとみさとちゃんは
今年2人ともインストラクターになりました。
この夏からは研修生では無く非常勤になって講習など頑張ってもらいます。
大人のはるさんと、おとなしくておしとやかだけど飲むと激しいみさとちゃん。
個性でいっぱいです!
ナナの裏に住んでいる、おっくんも今年の夏から非常勤です。
熱い心の持ち主だけに行動も熱い、おっくんは一眼も買ってみるみる上達しています。
それぞれの研修生や非常勤のみんなにとって、ダイビングの存在は違うものではあるけれど、ダイビングが癒しや夢の力になっているわけです。
ナナが少しだけでも非常勤のみんなにパワーを与えられる存在でいれるように
スタッフももっと努力する。
そして非常勤のみんなからもパワーをもらう。
お互いに向上していける関係を目指していきたいと思います!
あと1カ月もすれば梅雨が明けて夏!
安全第一でスタッフも非常勤も研修生も1つになって
楽しい時間を作っていけるように頑張っていきます。