コラム こう見えても考えTERU!

【第23回】被災地にボランティアに行ってきました(2011.12.9)

震災が発生してから3週間後に水中カメラマンの鍵井さんのサポートで岩手県の宮古市、久慈氏、大船渡市に潜らせていただく機会がありました。

その時に海に入って思ったことは、水中は崩れた防波堤などで岩だらけ。
ゴミが散乱していて海藻もすべてと言って良いほど無くなってしまっていました。生物も奇跡的に見つかったダンゴウオと2匹のニジギンポの赤ちゃんを見ただけでした。

それから約7カ月経った11月の終わりに今回はボランティアとして水中の瓦礫を撤去する目的で大船渡市などに潜ってきました。
陸上は新しい建物などが立ち復興が進んでいる場所も勿論ありますが同時に全く震災後のまま時が止まっているような建物も数多くありあらためて津波の力の脅威を感じないわけにはいきませんでした。

現地の方に案内していただいた小学校の時計は津波が来た時刻のまま止まり様々な勉強道具がそのままちらっばているのを目の当たりにして言葉もでませんでした。ただ水中は潜る前に防波堤の上から見ただけで7か月前とは全く違う風景が広がっており透視度も良い海に変化していました。

実際に潜ってみると海藻も茂りアワビやサザエ、魚も多く観察できました。
またアイナメという魚が真珠のように綺麗な卵(写真1)を抱卵している姿さえ見ることができました。
これも今回お世話になった三陸ボランティアダイバーズの方を中心に毎日のように海に入り瓦礫を撤去する方達の努力のほかのなにものでもなく、本当に頭が下がる思いでした。

僕達にできることは凄く微力ですが今後も何か少しでも力になれるように努めていきたいと思っています。そして毎日が当たり前のようにやってきて不自由なく生きていることにあらためて感謝したいと思います。

 

■ 三陸ボランティアダイバーズ
http://sanrikuvd.org/
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