
グランプリ
龍宮の門番
横山 正樹
横山 正樹
全部の写真の中で、一番インパクト強かった写真。
甲殻類はあまり詳しくないが、凄くユニークで、アニメのキャラクターに出て来そうな顔が目に留まった。顔がシンメトリーで、両目にちゃんとピントがきていてる。
また、顔の中心にハイライトなスポットライトが当たっているかのような光が入り、ライトの回り方が絶妙で、暗闇から浮かび上がっているよう。
ゲームのラスボスのような、タイトル通りの「番人」のような背景や構図も良かったです。
全体的に写真として一番強い力を持っていました。
ライティング、構図、全体のプリントのトーン、全てが文句なしで、大きく引き伸ばした写真も見てみたいと思った一枚です。
甲殻類はあまり詳しくないが、凄くユニークで、アニメのキャラクターに出て来そうな顔が目に留まった。顔がシンメトリーで、両目にちゃんとピントがきていてる。
また、顔の中心にハイライトなスポットライトが当たっているかのような光が入り、ライトの回り方が絶妙で、暗闇から浮かび上がっているよう。
ゲームのラスボスのような、タイトル通りの「番人」のような背景や構図も良かったです。
全体的に写真として一番強い力を持っていました。
ライティング、構図、全体のプリントのトーン、全てが文句なしで、大きく引き伸ばした写真も見てみたいと思った一枚です。

準グランプリ
ねぇねぇ、あのね、
長瀬 明日香
長瀬 明日香
自分が今まで見てきたウミウシの中で過去一の写真。
ドラマがあり、とてもロマンティックに感じた。
ウミウシに感情移入しづらくあまり撮影したことがなかったが、寄り添ったカップルの会話が聞こえてきそうなドラマを感じる一枚。
どこにも影のない、周りの色合いも柔らかい雰囲気で、2匹だけのロマンティックな世界観が表現できている。
背景の処理も、光の回し方も文句なし!
ドラマがあり、とてもロマンティックに感じた。
ウミウシに感情移入しづらくあまり撮影したことがなかったが、寄り添ったカップルの会話が聞こえてきそうなドラマを感じる一枚。
どこにも影のない、周りの色合いも柔らかい雰囲気で、2匹だけのロマンティックな世界観が表現できている。
背景の処理も、光の回し方も文句なし!

準グランプリ
自転
中島一輝
中島一輝
最近スローシャッターで回すという手法が流行っているが、なんでもいい訳ではなく、カチッとはまる画がある。
この画の場合、全体のトーンがローキーで、マツカサウオが夜の森から浮かび上がるような雰囲気になっていて、全体の露出の取り方から背景を処理して、マツカサウオに目がいくようにしている。
流すことで動きも出るし、背景の邪魔なごちゃごちゃしたところをブラして見えなくすることで、画面が整理されている。
スローシャッターにすることで緑かぶりすることで、夜の雰囲気をとてもよく表現できている。
この画の場合、全体のトーンがローキーで、マツカサウオが夜の森から浮かび上がるような雰囲気になっていて、全体の露出の取り方から背景を処理して、マツカサウオに目がいくようにしている。
流すことで動きも出るし、背景の邪魔なごちゃごちゃしたところをブラして見えなくすることで、画面が整理されている。
スローシャッターにすることで緑かぶりすることで、夜の雰囲気をとてもよく表現できている。

コンデジグランプリ
月が綺麗ですね
田中和
田中和
2匹が並んだ可愛い瞬間に出逢ったら、普通は緊張してしまうのに、落ち着いて構図も整理されている。
表情も同じ斜めの角度のシンメトリーで、一番可愛らしく見える角度で切り取っている。
この瞬間しかない一瞬をちゃんと撮影できている。一秒でもシャッターが遅かったら映し出せない。この瞬間にシャッターを押せた事が凄い。コンデジとしては最高の一枚。
表情も同じ斜めの角度のシンメトリーで、一番可愛らしく見える角度で切り取っている。
この瞬間しかない一瞬をちゃんと撮影できている。一秒でもシャッターが遅かったら映し出せない。この瞬間にシャッターを押せた事が凄い。コンデジとしては最高の一枚。

コンデジ準グランプリ
ほほえみ
小川絵未理
小川絵未理
ダンゴウオは寄り目の瞬間が一番チャーミング。その瞬間に両目に光を回して、綺麗に撮れている。顔に影を付けずに撮っている。コンデジならではのローアングルで撮れていて、笑ったような表情を捉え、しかも寄り目になるのを冷静に待ってちゃんとシャッターを切っている。
ダンゴウオの可愛らしさが全部滲み出ている一枚。
ダンゴウオの可愛らしさが全部滲み出ている一枚。

ビギナーグランプリ
ひみつの場所へご案内
山中 拓也
山中 拓也
ビギナーでよく撮れたなと思う、文句ない一枚。
絞りも開ければ良いという訳ではなく、適切な距離感も大切。この写真は、綺麗な玉ボケを作る距離感で捉えている。
また、小さい生物なのに目とボディにもちゃんとピントがきている。
目の周りや体の模様など露出が飛んじゃうと見えてこないが、ちゃんと見える露出で決めている。いい瞬間をピタッと止めて、ライトもバッチリと回っているビギナーとは思えない完璧な写真。
絞りも開ければ良いという訳ではなく、適切な距離感も大切。この写真は、綺麗な玉ボケを作る距離感で捉えている。
また、小さい生物なのに目とボディにもちゃんとピントがきている。
目の周りや体の模様など露出が飛んじゃうと見えてこないが、ちゃんと見える露出で決めている。いい瞬間をピタッと止めて、ライトもバッチリと回っているビギナーとは思えない完璧な写真。

ビギナー準グランプリ
ワインバルHAYAMA
芳賀純子
芳賀純子
良いところにサラサエビが乗っている瞬間を冷静に撮っている。
コンデジの良い所は、狭い所にも入っていけて、被写界深度があるので奥行きが得られる。
ワイングラスが主役の写真がしっかりと撮れていて、タイトルにマッチしている。
コンデジの利点を生かした写真だと思います。
コンデジの良い所は、狭い所にも入っていけて、被写界深度があるので奥行きが得られる。
ワイングラスが主役の写真がしっかりと撮れていて、タイトルにマッチしている。
コンデジの利点を生かした写真だと思います。

ネイチャー賞
生命の煌めき
加川正浩
加川正浩
ネイチャー写真は生態行動という凄さもあるけど、この卵の写真はどうやって撮影しているのだろう!?一眼レフでこの角度から撮って、しかも全部の卵にピントもあっている事がすごい。
撮影方法が聞いてみたい1枚。
撮影方法が聞いてみたい1枚。

中村卓哉賞
海藻につつまれて
三浦陽子
三浦陽子
雰囲気のあるいい作品。色が邪魔になったから、モードを変え、色を消した事で模様が浮かび上がる様に背景として上手に使えている。

ワイド賞
イエロープラネット
大坪純
大坪純
海藻の写真かと思ったら、イソギンチャクも生えていて驚きました。こんなシチュエーションは初めてです。イソギンチャクの中に海藻が生えていることがわかるアングルで撮っている。これを撮ろうと思った事が良いポイント。

生えもの賞
seaflower
高宮亜希子
高宮亜希子
背景が凄く良い。よく見ると背景のディテール、質感も残っているし、
色合いと光の回し方、ライティングも良い、画面が整理されてる。
余計なものを入れずに、シンプルでアートになっている。
柔らかい優しい感じが、この作品の魅力です。
色合いと光の回し方、ライティングも良い、画面が整理されてる。
余計なものを入れずに、シンプルでアートになっている。
柔らかい優しい感じが、この作品の魅力です。

ギンポ賞
夜桜見物
渡辺裕子
渡辺裕子
考えられて撮った作品だと思いました。
ソフトコーラルにライトが当たっているし、ギンポにもスヌートが当たっていて、しかも縦写真、難しいのによく撮れています。ストーリー性があって良い作品でした。
ソフトコーラルにライトが当たっているし、ギンポにもスヌートが当たっていて、しかも縦写真、難しいのによく撮れています。ストーリー性があって良い作品でした。

ウミウシ賞
イエローカーペット
白波瀬徹
白波瀬徹
プリントに関しては、評価に入っていないですが、データで見たらとても良い作品。
黄金色の絨毯そのものです。
背景も黒抜きにしている事で締まってみえるし、全体のトーンが素晴らしい。
黄金色の絨毯そのものです。
背景も黒抜きにしている事で締まってみえるし、全体のトーンが素晴らしい。

葉山漁協長賞
上昇志向
小泉尚基
小泉尚基

葉山町長賞
海にかかる虹
みのわかえる
みのわかえる

輝賞
夜会
阿部真
阿部真

真紀子賞
Sea &Bee
小島慎一
小島慎一

雅美賞
こっそり覗くうさぎ
西堀由希子
西堀由希子

寿美恵賞
春色
永井聡
永井聡

麗良賞
静寂
野﨑眞美
野﨑眞美

雄也賞
トンネルの先にあるものは。
筒井健太
筒井健太
【2022年審査員 中村卓哉 氏 総評】
皆さんのレベルが高い。
海が素晴らしい、ガイドが素晴らしいというのもあるけれど、色々なアイテムを駆使して、毎回見ていて楽しい。進化し、鎬を削って、切磋琢磨して、皆さんのスキルがドンドン上がってきている。
その中から選ぶのは心苦しい。撮影者の思いやその時の気持ちもあるだろうし、
その中でも、特にストーリーや伝えたい思いが出ている写真を選ばせて頂きました。
もう少しワイドの写真は見たかったです。
マクロ寄りでマクロ豊かな海なので、仕方ないけど。。。
来年に向けてワイドも撮って欲しいし、
優勝候補だった写真はどれもプロ顔負けで、私自身も刺激をもらう事ができました。ちょっと悔しい。笑
皆さんのレベルが高い。
海が素晴らしい、ガイドが素晴らしいというのもあるけれど、色々なアイテムを駆使して、毎回見ていて楽しい。進化し、鎬を削って、切磋琢磨して、皆さんのスキルがドンドン上がってきている。
その中から選ぶのは心苦しい。撮影者の思いやその時の気持ちもあるだろうし、
その中でも、特にストーリーや伝えたい思いが出ている写真を選ばせて頂きました。
もう少しワイドの写真は見たかったです。
マクロ寄りでマクロ豊かな海なので、仕方ないけど。。。
来年に向けてワイドも撮って欲しいし、
優勝候補だった写真はどれもプロ顔負けで、私自身も刺激をもらう事ができました。ちょっと悔しい。笑